2026年8月17日、Appleの認定整備済製品のiPhone 15 Pro(128GB、ブラックチタニウム)を購入しました。119,800円でした。

2025年8月にiPhone SE(第3世代、64GB、スターライト)を30,780円で買ったので、まだ買い替える時期でないことは確かです。でもまあ、いろいろと考えて買うことにしました。
そもそもの気持ちとして、機会があればProシリーズのiPhoneは一度使ってみたいとは思っていました。カメラ性能がどうなのか知りたい、というのが最大の理由です。超広角・広角・望遠の三眼レンズを搭載し、RAWでも撮影できる。もしかしたらフィルムカメラを持っていくときのバックアップ用デジタルカメラとして使えるんじゃないか、という淡い期待。期待通りなら、フィルムカメラだけで身軽にうろうろできる。
その割に高すぎる、という気は今でもしています。しかし、これから安くなる可能性はほとんどない気がします。
2019年に発売されたiPhone 11 Proが初めてのProを冠した機種で、価格は106,800円でした。iPhone 11が74,800円なので、高いなあ、とは思いました。それが今ではiPhone 17eでも107,800円、iPhone 17が142,800円、iPhone 17 Proに至っては194,800円。倍近くに上がっています。
約20万円は無理だけれど、12万円ならまだ手が届きます。もし用途に合わないなら買い取ってもらう(綺麗なら6万円くらいにはなるでしょう)もよし、妻や子どもに使ってもらうもよし、でいいんじゃないか、と買うことにしたのです。
購入前後に調べてわかったことをまとめておきます。
まずカメラは三眼。焦点距離(135換算)と画素数は13mm(超広角:1200万画素)、24mm(メイン:4800万画素)、77mm(望遠:1200万画素)です。実焦点距離は超広角が2.2mm、メインが6.765mm、望遠が9mmです。撮像素子のサイズは超広角が1/2.55インチ、メインが1/1.28インチ、望遠が1/3.5インチです。
カメラを起動すると、下部に「0.5x、1x、2x、3x」という表示があり、0.5xが13mm、1xが24mm、2xが48mm、3xが77mmに該当します。また1xをタップすると「24mm / 28mm / 35mm」の焦点距離が選択でき、28mmは1.2x、35mmは1.5xという表記になります。
メインカメラは4800万画素ですが、通常は2400万画素で記録されます。4画素を1つに束ねる技術(ピクセルビニング)で撮影したデータと、4800万画素で撮影したデータを合成して、2400万画素で出力するようです。ただし、2x(48mm)、ナイトモード、マクロ撮影、フラッシュ使用時は1200万画素になります。
ただ設定で4800万画素で出力することも可能です。これはjpgでも、RAWでも同様です。メインカメラで28mm、35mmの設定にするとクロップされた画像が出力され、当然画素数も減ります。28mmで3600万画素、35mmで2400万画素です。
また超広角と望遠はもともとが1200万画素のため、設定に関わらず保存データも1200万画素になります。また、RAWの場合は1200万画素で保存するよう指定することもでき、メインカメラを使って撮影する24mm、28mm、35mmの保存画素数が1200万画素になります。
iPhone 15 Proの画質について検証していきます。まず晴天屋外でRAWとjpgで撮影してみました。解像度はRAWは12MPと48MP、jpgは24MPと48MPです。
メインカメラを使った24mm、28mm、35mmでの撮影結果を比較します。現像はLightroomです。






画質はRAWの48MPが一番いいと思います。
実はRAWの12MPが最も高画質なのではないかと予想していました。4800万画素の画像を元に1200万画素にするわけですから、ダイナミックレンジ的には有利だし、解像感も高まるのではないか、と考えていたわけです。解像感に関してはぱっと見ると12MPの方が高い気がしますが、仔細に見ていくと、輪郭強調がきつすぎるように思います。ダイナミックレンジに関しては、予想通り12MPの方が広いようです。ただ、12MPは全体的にノイズが乗ってしまっています。拡大して判るレベルですが、明らかにノイジーです。AIノイズ除去を適用すると気にならなくなりますが、手間と時間がかかるので、そこまでして12MPに拘ることはないでしょう。
細部は潰れています。遠くの人物などは塗り絵のようにベタっとした描写です。スマートフォンのカメラですから、それは致し方ないでしょう。
jpgでも解像感にそんなに大きな差はありませんが、今回の撮影ではホワイトバランスが少しおかしいようでした。後で調整したい場合はRAWで撮った方が確実ではありますが、メモ的に撮る分にはjpgで充分です。
超広角と2x(48mm)、望遠は元の解像度が1200万画素なので、どのモードで撮影しても1200万画素になります。実際のデータを確認しても、モード間での画質差はないと判断しました。ただ、撮像素子が異なるため、画像は掲載しておきます。
13mmは拡大すると細部は潰れていますが、デジタルカメラで135換算13mmのレンズを持っていないので、超広角で撮りたいときには重宝するでしょう。
48mmはメインカメラのクロップなので、前述の通りの画質です。
77mmは画質的には特筆すべき点はありませんが、寄れるのが便利なことは多いと思います。また、77mmは使いやすい画角だと思います。望遠というには一般的には200mmくらいないと物足りないと思います。ただ、私は望遠レンズが苦手で、100mmを越えると使いにくいと感じるので、77mmくらいがちょうどいい。
iPhone SE(3rd generation)と比較すると、ほぼ同等でしょう。超広角レンズと望遠レンズが搭載されている点、メインカメラで画質を落とさず複数の画角で撮れる(クロップですが)点に優位性がありますが、格段に画質が上がったとは言えません。
EOS 5D Mark IIとの比較では、さすがに分が悪い。もちろん、スマートフォンにここまでの性能は求めていませんが、一応比較対象として掲載してみました。
今回は試し撮りなので、許容範囲内かどうかの判断は、実際の撮影に使ってみてからにします。EOS-1にフィルムを通すつもりなので、そのときにiPhone 15 Proの実践的試し撮りをしたい。






