CANON Serenar 35mm F3.2

ライカスクリューマウントの35mmレンズを探す中で、Serenar 35mm F3.2は検討しました。ただそのときは、よさそうな個体がなかったこともあり、W-NIKKOR・C 3.5cm F2.5を2024年11月20日に入手しました。

それから約1ヶ月半後の2025年1月9日、マップカメラでライカスクリューマウントレンズを検索していたらCANON Serenar 35mm F3.2が30,800円で売られているのを見つけました。ものすごく安いわけではないけれど手頃だし、この機会に使ってみたい気持ちが高まり、購入することにしました。W-NIKKOR・C 3.5cm F2.5に不満があるわけでないし、35mmレンズを同じマウントで2本買う必要性はないのだれど。

CANON Serenar 35mm F3.2

試し撮りも兼ねてNEX-6にマウントアダプタを介して使ってみようかと思いたち、久しぶりに使ってみたら壊れていました。撮影すると撮れるんだけれど必ず「カメラエラー」と表示され、電源を切らないと撮影を続行できません。撮れるとはいえ、操作性が悪すぎるので諦め、マイクロフォーサーズ用のマウントアダプタを入手しました。K&F Concept製の安いもの。届いたものを試してみたら物凄いオーバーインフ。レイクォール製を買えば安心なんだけれど高いので。まあ、オーバーインフでも撮れるんだけど、全然寄れないのは問題です。

E-M1が大きく見える

レンズが届いたので確認してみると、1箇所サビがあります。これは購入前に画像で確認済み。それ以外は綺麗。レンズの状態も70年以上前のものとしてはスカッとクリア。ヘリコイドや絞り環も適度な抵抗があります。そしてこの時代のレンズらしく、ずっしり重い。鏡胴と絞り環のメッキの質感が違うのもいい。

困ったのがフィルターです。キヤノン・ミュージアムによると34mmと明記されているのに、レンズ先端にはネジが切られていません。よく見るとキヤノン・ミュージアムに掲載されている個体も同じです。その代わり、内側の黒い部分にネジがあります。でも、その径が判らない。22から24mmの範囲だとは思うのですが、22、22.5、24mmの全てを買うわけにもいかず。検索しても出てこない。レンズむき出しは怖いので何とかしたいところです。店頭で試せるところがあればいいのだけれど。

フードもどうしようかな。28mmを買った時に付いていた、蹴られるフードは35mmなら大丈夫なんだけど、かぶせ部分の径が大きい。その部分だけ替えればいいものの、それだけをオークションなどで地道に探すしかないわけで、まあ楽しいような、何やってるんだろうか、という気持ちもあり。

まあまずはフィルターですね。