G.ZUIKO AUTO-W 28mm F3.5

購入してすぐ、富田林寺内町の撮影に出かけ、仕上がったポジを見て、その硬さに驚いた記憶があります。ここまでコントラストを高める必要があるのか、と感じて、ポジで撮っていた頃にはそんなに使用頻度が高くなかったレンズです。

それがモノクロで撮ると、とてもいい感じです。もともとコントラストの低いILFORD XP2 SUPER 400を使うことが多いので、コントラストの高さはそんなに気にならないというか、逆によく見える、というところがあります。

ちなみにG ZUIKOのGは、レンズの構成枚数を表します。Aから数えて7番目なので、7枚構成ということです。NikonでいうところのNIKKOR-「S」·C Auto 50mm F1.4と同じです。ちなみに今調べて知りましたが、11枚構成のNIKKOR-「UD」 Auto 20mm F3.5は11がundecim=un(1)+decim(10)の頭文字、ということのようです。ギリシア語かラテン語由来みたいです。へー。

G.ZUIKO AUTO-W 28mm F3.5

購入当初に書いた内容

2003年9月、ヤフー・オークションにて9001円で落札。ちょっと高めかな。

ファインダーが暗めのOM-1ではピント合わせに不安はありましたが、スクリーンをスプリット入りのものに換えたのと、広角だと深度が深くなるため、そうピントを気にしなくてもいいということで、購入に至りました。

カラーバランスの関係から最後までモノコートだった、とさるサイトに書いてあります。色再現は特に不満はありませんが、すごくいいという印象もありませんね。ただ、コントラストはすごく高いと思います。きりっとした画面になるような印象を持っています。

暗いぶんコンパクトで、OM-1と合わせると、ちょっとした散歩にぴったりです。私は広角だと28mmが好きなので。

作例

旧神戸港信号所