2024年7月28日、美山に行ってきました。2018年から今年まで、2019年だけは行けませんでしたが、夏の美山に行くのも6回目。
今回は今までと違うメンバー。以前ガーネットを採りに行ったり、ラフティングに行ったりした、中学・高校時代の友人家族と日帰りで。
河鹿荘の日帰りキャンプサイトなら木陰で川にも近いのでベストだな、と思っていたのですが、決めたのが遅すぎたせいか予約でいっぱい。キャンセル待ちの列に並ぶも順番は回ってきそうにない。それではと、川原でバーベキューをしようかと考えましたが、暑すぎるので断念し、近くの「かやグラ」というグランピング施設で日帰りバーベキューを予約。結果的には食材も充実していて、場所もよく、正解だったと思います。
水辺ということもあり、カメラはE-M5 MarkII、レンズはM.ZUIKO DIGITAL ED 12-40mm F2.8 PRO(初代)。防塵防滴性能が高いらしいので、こういうときには大活躍。
久しぶりのミラーレス。違和感なく使えて、まあそんなもんかな、と。ずっとミラーレスを使っていて、久しぶりに一眼レフを使った時に露出補正等がファインダーに反映されないことに不便を感じたことがあったので、久しぶりにEVFを使ったら、その便利さに感激するかと思ったのですが、そういうこともなく。被写体が確認できれば、ペンタプリズムだろうが、EVFだろうが、逆ガリレオ式であろうが、大差ないのかも知れないな、という気もします。
美山は暑いとはいえ、大阪と比べると少し天気は低いのかな、と思います。道路沿いの温度計だと33度が最高だったので。夏らしい天気で、たまに雲で日が翳ってちょうどいい。
スプリングスひよしで待ち合わせをして、少し買い物をして、美山へ。北地区ではひまわりがたくさん咲いています。写真を撮りたいと思いつつ、まずは川遊び。
河鹿荘の手前に川原へ降りる坂道があります。車で直接入れるのがよい。
ほどよい場所に車を停めてポップアップテントを設置し、友人が持参したタープを設営しようと40分くらい悪戦苦闘するも、風で飛んでいきそうになるので20分くらいで撤収。魚を捕まえたり、イモリがいたり、水切りをしたりして、1時間半ほどで「かやグラ」へ移動。もう少し川遊びする時間があった方がよかったかな。
手ぶらでバーベキューは楽ちんです。どんどん焼いて、もりもり食べます。子どもたちはいつもよりたくさん食べている気がします。ボリュームもあっておいしく、皆満足げでよかった。車なのでお酒は飲めないのが少し残念です。
この後どうしようか、という話になり、少し「かやグラ」のまわりをうろうろした後、ひまわりを見に北地区へ行くことにしました。
北地区は重要伝統的建造物群保存地区で、毎年のように美山に行くようになる以前に、何度か写真を撮りに来たことがあります。でも不思議と飽きることがありません。同じ場所なんだけれど、毎回違いがあります。
たとえば時期的にはほとんど同じはずなのに、昨年ひまわりは咲いていなかったように思います。また、一昨年は知井八幡神社で茅の輪を知りました。
またカフェなどの新しいお店が増えているなあ、というのも最近の実感で、いつもは泊まった翌日の朝、混雑と暑さを避けて駐車場が開く9時に合わせて来るため、カフェが開いていないことが多く残念に思っていました。今回は寄れるといいな。
車で駐車場に移動。5分もかからない。係員の案内に従って車を停め、料金を払います。以前は単なる無料駐車場で、係員などもおらず、北地区の中にある観光客向け施設は資料館と民宿、パン屋さんくらいだったような気がします。それが今では人気観光地のようで、カフェもいくつかあります。
何にしても暑いので、アイスでもないかと探していたら、集落に入ってすぐのところにある野田商店に「アイスクリーム」という表示があるのを発見し、入りました。店内は涼しいし、アイスクリームも売っています。みんな買って食べていると、お店の前にひまわりが咲いていて、迷路になっています。私は写真を撮り、子どもたちは迷路へ。
友人家族は初めてのようなので、有名なポストの前を通って山側に向かい、資料館に入りました。暑いんだけど、室内に入り、風が抜けると涼しさを感じます。資料館は一度か二度入ったような記憶がありますが、とても久しぶりでいろいろと新鮮でした。
そこを出てすぐ「美卵」という平飼い卵の販売もしているカフェに寄りました。ジェラートがおいしい。
子どもたちと大人で別れて座って、いろいろと話をします。特に何の話をするというのでもないのだけれど、他愛もない話をしているだけで楽しい。中学・高校時代も同じです。話題が違うだけで。40歳も過ぎて、子どもも大きくなって、父親になっても、根本的な部分は高校生の頃からほとんど何も変わっていないように思います。夫であり父親である、という役割上の振る舞いや発言をしているだけで。
その後、駐車場に戻りお別れ。また一緒にどこかに行こうよ、と。少なくとも来年も夏の美山には行きたいな。