エンスー通信 Webページ作成

※ずっと以前に書いたので、文章内の情報は古いです。申し訳ない。

私がWebページを作ろうと思ったのは、わりと前のことです。Webページというより、HTML形式のデータ、と言った方が正しいですが、HTMLファイルならブラウザさえあれば誰でも見られる、という話を聞いて、写真を入れたエッセイみたいなものを作りたいな、と思っていました。それが1999年の夏くらいかな、たぶん。調べてみると、WordならHTML形式で保存できるらしい。それで早速作ってみたんですけど、レイアウト(写真の横にテキストを配置するなど)がうまくいかなくて、挫折。それに、インターネットに接続していなかったので、作ってどうなる、という気持ちもあったのも事実ですね。

で、本当に作り始めたのは、2000年の5月のこと。そろそろインターネットに接続しようと思っていたときです。ちょうど大学の図書館で「FrontPageExpressでWebページを作ろう」という主旨の本を見つけました。読んでみると、マイクロソフトがFrontPageExpressというフリーのWebページ作成ソフトを提供しているらしい。操作も簡単そうなので、その本のCD-ROMからインストールして作り始めました。内容は、買ったばかりのデジカメで撮った画像のギャラリー。テーマは今と同じですが、はじめのうちは、ページに直接100KBクラスの画像を置いたりしてました。一応、ある程度までは作ったのですが、どうやってサーバに転送するのか分からなかったし、デザインが気に入らないこともあり、そのまま放置。

公開に至るのは、大学の授業で「自分のWebページを作る」という課題があったから。サーバにデータを送る方法なども解説してくれるということだったので、これはいい機会だ、と思い、学園祭による休み(10月末)を利用して作り上げました。その時にはページ上に100KBのデータを置いたら、遅くて見られたものじゃないということも分かっていたし、FrontPageExpressの使い方も分かってきたので、わりとスムーズに完成に至りました。大変なのは、ボタンを作ったり、ページ上に載せる小さい画像の画質とファイルサイズの兼ね合いの方でした。50枚以上の画像をリサイズして、画質を確認しつつ保存するというのは、面倒で疲れます。実際のページ作成はレイアウトもテーブルを使えばうまくいくことがわかったので、楽しいものでした。

タグを手で書こうと思ったのは、フレームを使いたかったから。FrontPageExpressはフリーなので、フレームに未対応なのです。だから、HTMLタグ解説の本を買って手書きしました。でも、トップページを見てもらえれば分かるように、結局フレームはデザインがうるさくなるのでやめたんですけど。

タグ解説の本を読んでいると、タグの意味が分かるようになってきます。書けないけど理解できる。そして、Webページを作る側になると、いろんなWebページを見ても、内容よりレイアウトやボタンなどの素材、そして動きなどに目が行くわけです。そういう経緯で「自分のもっと恰好よくしたい」と思うのは当然のことでしょ。

ポイントしたら画像が切り替わるヤツを自分のWebページにも採用したかったから、JavaScriptの解説書も買いました。アニメーションGIFを作ろうと思ったこともあります。

いろいろと凝っては見たものの、「やっぱり、Webページはテキストと静止画像だ」と最近思うようになりました。それをいかに効率よく配置し、恰好よく、そして使いやすいものにするかが面白いのではないか、と思います。もちろん、ある程度の動きがあると面白いページになることは確かですが、メインはテキストと画像ですよ、たぶん。要するに、自分オリジナルの素材たちです。

この「使いやすさ」にはダウンロード時間の速さ、多様なプラットフォームへの対応、低い解像度への対応、というものが含まれると思います。いくら恰好いいページでも、重いと見る気がしませんし、Windows+InternetExplorer5.0環境でないとマトモに見られないのでは困ります。また、解像度は最小のもの(SVGAもしくはVGA)に合わせるべきでしょう。私の環境は1152×864ドットにして、ブラウザはほとんどフルスクリーンで使うのですが、私に合わせていては、マトモに見られる人の方が少なくなってしまいます。

というわけで、シンプルかつスタイリッシュで、高いユーザビリティのWebページを目指しています。だから、ページ全体を刷新することになると思います。時期は分かりませんが。例えば、ブラウザによってフォント・サイズが違うので、CSSをブラウザ別に振り分ける、という面倒なことも考えています。また、デザインももっとスタイリッシュにしたいですし。

問題はコンテンツですね。ギャラリーというのもありきたりかな、と思っています。それよりも、写真+エッセイ(「Photo Essay」はその試験的なページ)や、デジカメの使い方のようなものの方が面白いかな、と。

こうして考えると問題山積ですね。何から手をつけようかな…。まずは新しいデザインのプランを練ろうかな。