飛鳥
−古墳と不思議な石造物が点在する静かな里
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飛鳥を散歩する場合、近鉄吉野線飛鳥駅で降りるのが便利でしょう。この飛鳥駅の東側にみどころが点在しています。全てを見てまわるとけっこうな距離を歩くことになりますから、みどころだけをコンパクトに見たい方はレンタサイクル(飛鳥駅で借りられます)を利用するのもいいと思います。


ただ、やはり私としては歩くことをお勧めしたい。コースはいくらでもありますし、具体的なところは明日香村のサイトを見て戴けるとてっとり早いと思います。ここには拝観料の情報や歴史についての解説など盛りだくさんで、見ておかれて損のないサイトでしょう。

ここからはヤフーの地図を参照しながら読んで戴けるとありがたいのですが、私の好きなコースを紹介しておきます。飛鳥駅から北上し、欽明天皇陵と猿石を見て、北東に進んで鬼の俎と雪隠→亀石→橘寺(拝観料350円)を確認、向かいの川原寺跡に建つ弘福寺(ぐふくじ)で昼ごはん(営業していない時期もあり)を食べて、飛鳥川沿いを北上、伝板蓋宮(いたぶきのみや:LINK)跡と酒船石のあたりで古代に思いを馳せ、飛鳥寺の大仏を見、奈良時代との繋がり(奈良町の元興寺は当時の飛鳥寺を移築したものです)を感じつつ、水落遺跡から甘樫丘(あまかしのおか)に登って、畝傍山(大和三山のひとつ)を眺めます。さらに余力があれば岡寺(拝観料300円)を拝観して、岡寺駅から帰る、というコースで、わりとハードです。私などは飛鳥が好きで歩くのも好きなので苦にはなりませんが、次の日は確実に足が痛いでしょうね。ただ、休日の街の人ごみを掻き分けて歩くのとは全然違う、気持ちのいい疲労感なので、ある意味快感ではあります。

Photo 9
板葺神社から橘寺をのぞむ
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亀型石造物
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甘樫丘からの眺め(右が畝傍山)
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無人販売所
Dates: 2001/12/23
2004/06/27
Cameras: Pentax MX
Canon IXY Digital 300a
Lenses: SMC Penatx-M 28mm F2.8
Canon Zoom Lens 5.4-16.2mm F2.7-4.7