風見鶏の館

北野に現存する唯一のレンガ外観の異人館で、1909年(明治42年)にドイツ人貿易商ゴッドフリート・トーマス氏(1871−?)が自邸として、ドイツ人建築家ゲオルグ・デ・ラランデ氏の設計で建築しました。

名前の由来となっている風見鶏は風向きを知る目的以外に、雄鶏は警戒心が強いことから魔除けの意味や、キリスト教を発展させる効果があると言われてきました。

室内はドイツの伝統様式を取り入れながら、アール・ヌーヴォーの影響を感じさせるもの(一階の扉の取っ手など)があります。また、食堂には中世城館風のデザインが取り入れられています。