Leica If


2024年12月29日、なんばマルイにあるカメラのナニワで購入。


Leica IfはIIIfから距離計とファインダー、スローシャッターを廃したモデル。その存在を知った当初は、どんな人がどんな用途で手に入れるカメラなんだろう、と不思議に思っていましたが、実際にIIIfを使ってみると、なるほどIfはありだな、と思うようになりました。

W-NIKKOR・C 3.5cm F2.5の試し撮りの際、ISO400のフィルムを通していると、晴天の屋外であれば絞り込むシーンが多く、ピント合わせをほとんどしないことに気付きました。また、外付けファインダーを使うので、内蔵ファインダーは使わない。距離計もファインダーも使わないなら、もともとなくてもいいよね、というわけで、Ifに行き着くわけです。


そういう視点で見ると、Ifはシンプルでいいかたちをしています。軍艦部にあるのは、巻き上げノブと巻き戻しノブ、そして特徴的なふたつのアクセサリーシューと、1/500までのシャッターダイヤル。ライカ・スタンダードも魅力的だな、という気持ちにもなったのですが、こちらにはファインダーが付いていて、それは50mm用。形状的には初期のライカらしいシンプルかつコンパクトで魅力的だとは思うのですが、距離計なしで50mmは私の目測の能力からすると厳しい。ほぼピントを外してしまう可能性が高い。28mmレンズとファインダーを取り付けて、被写界深度を活かしてバシバシ撮る、というのがいいのではないか。また、古いバルナックライカは少し小さいので、ライカ・スタンダードは別の専用ケースが必要になるのに対して、IfならIIIf用の革ケースを併用できる。

5%オフで45,000円が42,750円のところ、42,000円にしていただけました。売却したレンズの10,000円との差し引き32,000円でLeica Ifを入手できたことになります。


実際に使ってみたところ、とても軽快で快適です。


Leica Screw mount Lenses

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