iPodシャッフルを購入した理由についてはこちら(LINK)をご覧ください。別ウィンドウで開きます。

私のiPodシャッフル使用法

お気に入りの日本のポップスとアニメのサントラ、ジャズ・ヴォーカルをアルバム単位でバランスを取りながら入れてあります。基本的には曲順再生をして、それに飽きてきたらシャッフルすることもあります。ただ、飽きてくると内容を入れ替えることが多いので、シャッフルの頻度は低いです。

欠点

私にとってシャッフルは、iPod 5G(以下単にiPodと記す)のサブとして、いろいろと調べた上で購入しているので、一般的にシャッフルの欠点と思われている、聴きたい曲を直接選べない点は欠点とは考えていません。もちろん美点ではありませんが。その点が気になる人は素直にnanoを購入した方が、後々不満が出ないと思います。多少の価格差はあるものの、質感と操作の自由度はnanoの方がずっと高いですから、シャッフルを買うか悩むシーンはあまりないのかなとは思いますが。
1台目として買われる場合は、よほどの理由(容量は1GBあるいは512MBで充分だし、シャッフルしてしか聴かないとか、自分で設定した順番に曲を聴くのが大好きだとか)がない限り、シャッフルはお勧めしません。

美点

2台目のポータブル・オーディオ・プレイヤーとしてシャッフルをすごく気に入っています。いくつか購入して、サントラ用、ポップス用、ジャズ用と分けて使おうかと考えてしまうほどに。その理由を以下で説明します。

1.軽いこと

iPodの30GBは136gある(歴代iPodの中では軽い方ですが)のでわりと重く、シャツやジャケットのポケットに入れると下に引っ張られる感覚があるので落ち着きません。その点、シャッフルは22gですからポケットに入れていることを意識しないで持ち歩くことができます。この軽さは実際に両者を比較してみると、すごくありがたいことだというのがよく分かります。

2.無造作に扱えること

衝撃に弱く、傷を付けたくないLCDや、ステンレス鏡面仕上げ部がありませんから、裸で使うことを躊躇しないし、多少の傷が付いても気になりません。価格的になものもあります。私はまだ落下させたことはありませんが、iPodを扱うときと比較して、指先の緊張感が違います。扱いに神経を使う道具ほど疲れるものはないわけで、iPodはまあそれに耐えても使うアドヴァンテージはあるように思いますが、聴きたい曲が特にない場合はシャッフルを選びたいですね。

3.相対的にバッテリ駆動時間が長く感じられること

iPodの30GBモデルが14時間なのに対して、シャッフルは12時間と短いわけですが、512MBモデルを使っている私の場合、全ての曲を聴いても9時間くらいのものなのでまだ余裕があります。そのせいか絶対的には長持ちしているはずのiPodを使っているとあまりバッテリがもたない気がするのに、シャッフルはわりともつなあ、という印象があります。

4.チープな質感ながら可愛いこと

全く個人的な感覚ですね。チープなんですけど嫌な感じではなくて、逆に手に持って使うときにしっくりくるというか、手の上で転がして楽しい。たぶん、上に書いたような美点がある機械だから、可愛く感じるんだと思います。

そんなわけで、シャッフルはすごく気に入っています。

全くの思いつきですが、シャッフルとアップル・リモートの操作部材はほとんど同じなので、シャッフルがリモコンとして使えたら便利だなあと思いました。ユニヴァーサル・ドックや最近のFrontRow機能搭載のMacを使っている人にとってはありがたいんじゃないかと思うんですけどね。

2006年9月9日