なんばパークス
なんばパークスは南海電鉄の子会社が運営している商業施設です。
御堂筋の南端、高島屋のさらに南側にあります。
もともとは南海ホークスのホーム・グラウンド、大阪球場があった場所です。ホークスがダイエーに売却されて以降、使われなくなりました。一時期、場外馬券売り場になったりもしていましたが取り壊され、2003年10月なんばパークスとしてオープンしました。2007年には売り場が拡張されて、マンションも完成します。
そのなんばパークスをここで紹介するのは、買い物するだけの施設ではなくて、ちょっと写真を撮りに行っても楽しいから。
建物を箱型にせずカーヴをもたせてふたつに分離し、それらをガラス張りのブリッジで連結、真ん中に谷を思わせる通り(キャニオン・ストリート)を設けてあります。そのおかげで建物に陰影が生じ、被写体として面白いものになっています。また、通りや屋上からは遠くを臨めるようになっています。名前の通り、公園を思わせるように木々や花を植えてあって、ほとんどの時期に花が咲くようになっています。公園を専門に管理する庭師のような人もいます。
要するに買い物をしなくても、建物の外側を歩くだけでもわりと楽しい。
難波に行く用があるときには、小さいカメラをバッグに入れておくことにしています。天気がいいと気持ちよく写真が撮れますし、被写体がいいので結果も悪くない。地下街を歩き疲れたときにも、ちょうどいい休憩場所になりますしね。
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