私が所有しているのは、Ai−Sといわれる絞りをボディ側からコントロールできるように改良されたものと、ニコンFと同時期に発売されたニッコール・オートというレンズです。後者はAi方式のボディでは使えません。

ペンタックスのMシリーズとタクマー・レンズ、ズイコー・レンズなどと比較すると大ぶりで重いのですが、作りはしっかりしているという印象を受けます。

Ai NIKKOR 28mm F2.8S

NewFM2(既に手放しましたが)と一緒に元箱付き美品の中古で購入したレンズ。2万7800円。

ペンタックスMレンズと比較すると長さが倍くらいあるので、はじめはびっくりしましたが、フローティング機構が入っているからかも知れません。そのおかげもあってか20cmまで寄れる(レンズ前面からは10cmくらい)のは便利です。ただ、ボケはあんまり綺麗じゃないので注意が必要です。

描写としては、かっちりとしていて好みではあるんですが、晴天下などでは、使うフィルムにもよりますが、もうちょっとコントラストが低い方がいいんじゃないか、という気もします。鏡胴の作りはしっかりしているので、わりと信頼しているレンズです。ただ、逆光には弱いようです。純正のフードがよくないのかなあ。

Ai NIKKOR 50mm F1.2S

今のところ(2005年7月)、唯一新品で買ったレンズ。カメラのナニワで、定価5万9000円の2割引+ポイント10%で購入。

すごく明るいけど重いレンズ。フード(これも大きい)を付けるとすごく威圧的な外観になります。にもかかわらず持ち出す機会が多いのは、ファインダーが明るくて気持ちいいから。EOS50Eに取り付けると明るすぎて開放ではピント合わせがしにくいほどです。それに、深度が浅いレンズでのピント合わせはそれだけで楽しい。

50mmですが、絞りを開け気味にして撮れば被写界深度が浅く、望遠的にも使えます。

NIKKOR-H Auto 50mm F2

ニコマートFTに付いてきたレンズです。同スペックで7枚構成のものからモデルチェンジされた6枚構成のレンズで、マルチコーティングされる前のモデル。

作られてから一度も手を入れていないのか、ピント・リングはすかすかです。ただ、レンズ自体はすごく綺麗なのでもったいない。整備してもらうにしても、中古価格より高くなることは確実ですから、自分でやるしかないでしょう。

使ってみると特に問題はありません。確かにリングはすかすかですが、嫌な感じはありませんし、描写もしっかりしています。リバーサルで使うとちょっと色のクリアに不満を感じました。また違うシーンで使ってみないとはっきりしたことは分かりませんが。

NIKKOR-S Auto 105mm F2.5

以前、同スペックのAi−Sレンズを所有していたものの、あまり使わないので売却しました。しかし、今になってみると描写はよかったし、中望遠も使ってみたいので再度購入。とはいえ、同じのを買うのは癪なので作りのいい古いものを購入しました。純正フィルター、フード付きで1万500円。

最後群のレンズ径が小さいので、構成図からすると極初期の3群5枚構成のもののようです。ただし絞り羽根は6枚です。

描写についてはあまりカリカリにならず、ボケは綺麗だと思います。以前所有していたものとの差はよく分かりません。

NIKKOR-Q·C Auto 200mm F4

ヤフオクで3850円で落札したレンズ。望遠レンズを使う機会は少ないんですが、試しに買ってみようと思って購入しました。価格的にも手頃でしたし、マルチコートでAi化されているので悪くないかと思いまして。

レンズとしては特にどういうことはない望遠レンズです。一応フードは内蔵されています。見ての通り外観は随分と使い込んだようで地金が見えています。そして2群目のレンズにうっすらと汚れがあります。カビなのかただの汚れなのかは不明です。

それにしても大きなレンズです。ニコマートFTに付けると持ち歩くだけでも難儀しそうなくらいです。汚れの問題と合わせて、持ち出すのが億劫でまだ試写していません。

New FM2

Nikon EM

Nikomat FTN